ED治療薬のオリジナルとコピー

ED治療薬にはファイザー社が開発したバイアグラ、バイエル社が開発したレビトラ、イーライリリー社が開発したシアリスが存在します。
いずれも含有している有用成分に違いはあるものの、同じ作用を持ち、勃起不全を解消します。
上記の3つが世界で認可されているED治療薬ですが、実はこの3つ以外にもED治療薬は複数存在しているのです。
例えば、そのひとつにバリフがありますが、これはレビトラのジェネリック医薬品として知られています。
ジェネリック医薬品とは、新薬になぞらえて製造された後発医薬品のことです。
ここでいう新薬とはレビトラのことで、いわゆるオリジナルですね。
そして、バリフがジェネリック医薬品のことで、いわゆるコピーとなります。
ただ、異なる製造過程や異なる添加物を配合していることで、まったく同じということはできないのですが、バリフはレビトラの有用成分であるバルデナフィルを含有しているため、基本的な効果という意味では同じものを得ることができるでしょう。
バルデナフィルの特徴としては、食事の影響を受けにくいということ、そして水に溶けやすい性質を持つため即効性が期待できるという点です。
つまり、同じ成分を含有するバリフも同様に、食事の影響を受けにくく即効性に優れたED治療薬ということになります。
このように同じ効果を得ることができるのですが、コピーがオリジナルを超える利点があります。
それは薬価の安さです。
新薬ではどうしても開発に費用がかかってしまい、その金額は一概ではないものの約500億円かかるとされています。
この費用を回収するため新薬の薬価はどうしても高めになってしまうのですが、ジェネリック医薬品は新薬をなぞらえるため開発費用は数千万円程度に納めることができます。
よって、オリジナルよりもコピーの方が安く市場におろすことができるというわけです。
そのため、レビトラの代わりにバリフを愛用する人は少なくありません。
ちなみに、ジェネリック医薬品自体は先進国なら製造可能な技術をもっているのですが、現存するED治療薬のジェネリック医薬品は全てインド製となっています。
というのも、医薬品特許の制限により、本来はED治療薬のジェネリック医薬品は存在しないことになっているためです。
新薬にはその開発権利を守るため、20年~25年の医薬品特許がかけられています。
この特許が切れれば、他メーカーが新薬と同等の成分と製造を真似てジェネリック医薬品を製造することが可能となります。
しかしインドにおいては世界とは異なる医薬品特許が設けられており、特許期間中の新薬でも製造工程を真似なければ、同様の成分で医薬品を製造してもいいことになっているのです。
ED治療薬新薬の特許は持続中ですが、上記の理由からインドにおいてはコピーが作られるようになりました。
いずれは日本でも国内で製造されたジェネリック医薬品が誕生しますが、それまではインド製のジェネリック医薬品を服用することになるでしょう。

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